
草間彌生さんの自伝本を読んだことがきっかけで、草間彌生美術館に行ってきました!
新宿の弁天町にある美術館。
初めて行く場所でなかなか新鮮。
近くに「箪笥」という地名もあり、
知らない土地に行くのは発見が多いなー、としみじみ思う。
美術館の1階にはカラフルな水玉模様をあしらった花のオブジェ。
花の真ん中に目があり、ヒトを喰らう化け物を連想させる。
総合失調症を患った草間さんは草花が人の顔に見えるという幻覚が見えていたそう。
もしかして周りの草花がおどろおどろしい怪物に見えていたのかも?
1階から5階まで全部草間さんの過去の作品が展示されている。
どの作品を見ても
「うーん、分からない😅」
という感想しか出てこない自分…
迫力があり陰鬱とした感情とそれを吹き飛ばしたいという力強さは感じるけど、それ以上が分からない。
何も言葉が出てこない。
美術鑑賞の際には「自分なりの見方」が出せればいいと聞いたことがあるけど、全く出てこない。
水玉模様が一面に散りばめられた部屋、「I’m Here, but Nothing」。
草間さんの代表作。
水玉模様と一体化することによって「自己が消滅」するという。
………
いや全く分からん!
そもそも自己消滅って何だ?
「インスタ映えしそうな部屋だなー」
という感想しか出てこない自分。

自己消失中?
芸術は難しいな。
だからこそ作品を見た時に自分なりの考えを持てるようになりたい。
草間さんの
- 過去の生い立ち
- 偏見やしがらみに立ち向かう精神力
- 人間解放という使命
はとても尊敬できる。
でも草間さんの作品は全く理解できなかった、という1日でした。
もっと感性を磨きたいなぁ。

「命」というタイトルの作品