書影

趣味のサッカー。

現代サッカー界でトップクラスと呼ばれるクロップ監督。

輝かしい実績と常識外の戦術、熱い闘志が魅力。

 

そんなクロップ監督がどのような人生を歩んできたのか、どんな哲学を持っているのか知りたいと思い図書館で予約。

感想

本書の感想。

方向性のはっきりした人物

ビジョンを持つこと、それを示すことはとても大切。

ビジョンを持つ人は理解され、信頼を寄せられるようになる。

 

クロップ監督の持つビジョンは

「自分の周りの世界を少し良くする」こと。

 

思ったよりも庶民的というか、ささやかなビジョン。

でも親近感が湧く。

だからこそ皆が信頼を寄せるのかも。

一貫した行動がブランドになる

クロップ監督の行動やスタイルは常に一貫している。

熱い人柄、誠実な対応、決して自身を飾らない。

一貫した行動はブランドとなり、信頼性が生まれる。

チームはファン、地域から愛され熱狂的な声援を受ける。

紆余曲折

イングランドプレミアリーグで優勝、チャンピオンズリーグ制覇。

輝かしい実績を誇るクロップ監督。

 

順風満帆な監督キャリアに思えるけど、決してそんなことはない。

多くの敗戦を重ね、多くの批判を浴びてきた過去。

いつもニコニコしているから感じないけど、
プレッシャーやストレスは計り知れないだろう。

逆境においても自分の哲学を曲げない。

自分を信じる。

 

そんなクロップ監督の信念を経営陣も信じて任せる。

それが1番すごいなと思う。

結果が全てのサッカー界では、数週間で解任されるなんてザラにある。

一方のクロップ監督は結果が出るまで1~2年かかった。

短気なサポーター、経営陣は我慢し芽が出るまでずっと耐え忍ぶ。

それだけクロップ監督の人柄が素晴らしいのだろう。

 

すぐに栄光を摘んだと勘違いされがち。

でもその裏では多くの紆余曲折があったということを忘れてはいけないと思う。

引用

本書で参考になった部分の引用。

成績が低迷しても針路から外れない。

自分のやっていることに完全な自信があるからだ。

試合に負けてメディアに批判をされてもスタイルを変えない。

批判も意に課さない。

だからこそチームがまとまり、誰もが監督についてくる。

金に依存しないようにもするべきだ。

世の中は変わる可能性がある。

だから自分独自の価値を創造すべきなんだ。

お金でいい選手を買うのではなく、

若手選手を成長させ、活躍させる。

 

選手育成に定評があるクロップ監督らしい言葉。

 

昨今のサッカー界は資本力のあるチームが有名選手を買い漁る。

(一昔前の巨人みたいな)

そんな中でもリバプールは自チームのユース選手が多く活躍している。

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