書影

テティスはギリシャ神話の神様。

アキレウス(アキレス腱で有名)の母親。

多くの作品では悲劇の象徴として描かれる?

感想

本書の感想です。

男って馬鹿だなぁ

同じく美容整形をテーマにした百田尚樹さんの小説「モンスター」を読んだ時にも思ったけど、男って馬鹿だなぁと。

 

美しい女性に言い寄られたら、すぐに鼻の下を伸ばす。

女性を容姿でしか判断しない。

結局は性欲のことしか頭にない。

女性もそんなことはお見通し。

 

こんな風にはなりたくないな。いい反面教師。

飽くなき欲望

「もっと美しくなりたい、より完璧な状態になりたい。」

登場人物皆に共通している考え。

最後は欲望の渦に巻き込まれ、業火に身を焼かれる。

 

「もっともっと」

と欲しがるのは考えもの。

人間の欲は本当に醜い。

どこかで折り合いをつけて、今ある現状に幸せを見出す。

今持っているものに感謝をする。

という考えで生きていきたい。

歳をとるのは当たり前!

唯一の良心は整形外科医の姪っ子。

「歳を取ってシワやシミができるのは当たり前でしょう。
そういうのを普通に受け入れられる人になりたいの。」

自分もこの考え方に賛成です。

将来、シワやシミができるだろうけど気にせず堂々と生きたい。

 

でも今はおでこにできたニキビを治そうと四苦八苦。

あれ矛盾しているかも?

美容整形は決して悪ではない

百田尚樹さん作「モンスター」でも本書同様に

”過去に醜かった女性が整形をして男に復讐する”

という場面が出てくる。

今まで何となく整形に拒否感を覚えていたけど、

整形をすることで自分を好きになれるのであれば、美容整形は決して悪ではないなと。

 

よく知らないのに何でもかんでも否定をするのは良くない。

反省。

引用

本書で参考になった箇所の引用。

 

大人だって一緒だ。褒められたら頑張れる。

でも、今の私を褒めてくれる人なんか誰もいない。

育児、家事、仕事。

大人になったら全てができて当たり前になる。

片付けをして褒められる子供とは違う。

 

でも褒めるって大事。感謝をするって大事。

褒められると嬉しくなるのは大人も子供も同じ。

もっと身近な人を褒めよう、感謝を伝えないとなー。

シミやシワは人生の汚点でしかない。

治そうともしない神経の方が呆れられる。

もちろん小説の中の一文だけど、
でもこれが社会の総意なのかな。

 

「シミやシワがあってもいいじゃん。
汚れた服を着ていてもいいでしょう。」

と思う自分が本当に正しいのか分からなくなってくる。

美容整形は、リピーターが多い。

美しさが手術によって簡単に手に入るとわかった瞬間、欲求に歯止めが利かなくなる。

なるほどなー。

だから自分は美容整形にどことなく嫌悪感があるのかも。

努力して手に入れた美しさや格好よさは素敵。

でも簡単に手に入るものには何の価値も感じない。

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